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北海道武蔵女子短期大学 木村修一教授 退任のご挨拶

2025.3.15

ニュース


北海道武蔵女子短期大学 木村修一教授が、このたび退職を迎え、教職員や学生の皆様へ感謝の気持ちを込めた挨拶を行いました。

25年間にわたり、教育現場で学生の成長を支え、図書館活動や司書の育成など実践的な学びに尽力してきた木村教授。これまでの取り組みを振り返るとともに、今後の展望についても語られました。多くの人々に影響を与えてきた木村教授の想いとともに、その功績を振り返ります。

「私は学生に図書館での体験を通じた経験学習を提供することが重要だと考え、さまざまな取り組みを行ってきました。例えば、パスファインダーを作成したり、読書プログラムを体験させたりと、多くの試みを実施しました。

その中でも特に印象深いのは、図書館の協力を得て初めて実現できた図書館サービス特論の授業です。本学図書館付設の児童図書室に親子が訪れる機会を活用し、学生が図書館スタッフとして参加しました。学生はフロアワークを行い、来館者と交流します。ブックトークでは、学生自身がシナリオを作成し、必要な材料を準備した上で子どもたちの前で実演します。学生には実践的なサービスを経験する機会となり、図書館サービスについての深い学びへとつなげることができたのではないかと考えています。この活動が実現できた背景には図書館司書の存在があります。学生は司書の業務を身近に感じながらレファレンスサービスやおはなし会の運営などを直接見ることができます。以上のように経験学習の場があることは本学の図書館司書課程の強みの一つになると改めて実感しました。今後もこの取り組みが継続されることを願っております。

北海道武蔵女子短期大学で学生とともに学ぶことができたことを大変うれしく思っております。今後についてですが、図書館に就職した卒業生との「武蔵図書館学ゼミ」を継続しながら図書館で働く中での課題や悩みを共有する機会を設けて対話を重ねていきたいと考えています。

最後に、北海道武蔵女子学園のますますのご発展と教職員の皆様のご健勝をお祈り申し上げ、私の退職の挨拶とさせていただきます。これまで本当にありがとうございました。」

木村先生、長年にわたるご尽力に心から感謝申し上げます。先生の熱意と知識は、私たち一人ひとりに深い影響を与え、学びの場をより豊かな ものにしてくれました。これからも先生が築いてきた足跡を大切にし、その精神を受け継いでいきたいと思います。 新しい人生のステージでも、先生らしい温かさと知恵で多くの人々に光をもたらすことを確信しています。

これからも健康で幸せな日々を送ら れることを心よりお祈り申し上げます。改めて、長い間のご指導に感謝いたします。

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