付設課程
Additional Program図書館司書課程
本学の図書館司書課程は、4年制も含めた北海道内の大学の中でいち早く開設され、多くの卒業生が司書として働いています。また、図書館学は実学であることから、他大学では廃止傾向にある図書館実習を継続して実施していることも特徴の一つです。
主な授業科目
情報サービス演習I
マルチメディアやインターネットの発達により、図書館サービスが広がりました。実践的な文献検索機能の養成を図るとともに、機械検索の有用性を学びます。
児童サービス論
子どもたちに読書の必要性と、生涯にわたる読書習慣の大切さを理解し認識してもらうため、「児童サービス」の目的と意義を学習します。
図書館実習
図書館学は実学といわれています。2年次の夏季休業中を利用して、主に道内の公共図書館において図書館実習を体験します。
図書館司書として働く卒業生(過去5年間実績)
市町村図書館
大学・短期大学等図書館
西本涼夏(札幌白石高校卒)
私が武蔵で学んだこと
たとえ図書館司書にならなくても、人と関わる上で大切な力や考え方を多く学ぶことができるカリキュラムです。
私は、将来は人と関わる職業に就きたいと考えていますので、豊かな教養と高いコミュニケーション能力を備えたいという思いから、この課程を選択しました。
基本的な図書検索の力をつけることをはじめ、今は近代の都市計画における図書館経営について学んでいます。図書館を経営するうえで何が大切なのか、都市と地方で図書館の在り方は変わるのかなど、図書館の歴史だけを学ぶのではなく、現代の図書館運営について知識を深めています。このように、広い視点から多くのことを学べるのもこのカリキュラムの特徴といえます。
どうすれば図書館を利用する人たちに使いやすい図書館になるのか、ということを考えていく中で、人のことを思いやることを学び、様々な発想力を持つことができるようになったと感じています。相手が「今何を一番必要としているのか」という考え方を図書館司書課程では学ぶことができます。このような考え方は図書館だけでなく、他の職業でも役に立つと思っています。
ビジネス教養課程
「ビジネス・コミュニケーション」や「オフィス・スタディ」などビジネスに関する実践的な科目を学ぶことにより、企業で即戦力となりうる実務能力の習得を目指します。
自分の力を高める、選択制の4つのカテゴリ
ビジネスマナーを身につける
[目指す資格検定]
秘書検定1級・準1級・2級
ITスキルを高める
[目指す資格検定]
基本情報技術者・ITパスポート
会計スキルを高める
[目指す資格検定]
日商簿記2級・3級
英会話の力を高める
[目指す資格検定]
TOEICスコアUP / 上位スコア
実社会を体験できる2つの学外研修
企業実務家を講師とする体験型研修(1年後期)
外部講師と卒業生を招いて直接指導、アドバイスをいただくことで「企業で働く」ということを知り、集団のなかで「協働」する姿勢を身につけていきます。
卒業生の講演とテーブルマナー講習会(2年前期)
コミュニケーションを円滑に行い、食事を楽しむうえで身につけておきたいテーブルマナーを体験的に学習。ソーシャルスキルの実践につなげます。
平泉実佐稀(札幌稲雲高校卒)
私が武蔵で学んだこと
ビジネス教養課程は、今までの自分になかった力を得られる場所でした。
将来の夢が決まっていなかったり、目標が定まっていない方こそ受講して欲しいです。
挨拶や名刺の渡し方、正しい敬語の使い方、メールにおけるマナーなどビジネスに関することを2年間かけてじっくりと学ぶことができるので、社会で実際に活用できるスキルを身につけることができます。中でも、目上の人とのやり取りを学ぶ授業はとても役に立ちました。これらの学びのおかげで、実際の就活の面接にもリラックスして挑むことができました。
授業では、グループでリーダーや発表者、書記といった役割を決めて話し合いをすることが多くあります。この経験から、自ら発表する力、短い時間で意見をまとめるなどの力を身につけることができました。実際に企業の研修などで自分から声をかけたり、周りを引っ張っていくことができるようになり、自分自身成長を感じることができました。
何よりも同じ目標に向かって仲間と頑張る経験は宝物になり、社会に出るための糧になりました。教養学科に入ったみなさんには、ぜひいろいろなことに挑戦して欲しいです。