令和6年度 武蔵教養セミナー 公開講座 多文化社会に おける教育とコミュニケーションを考える
2024.9.02
イベント北海道武蔵女子大学・短期大学では、本学の教育や研究成果を地域社会へ還元し貢献することを目的として、地域の方々ならびに本学学生・卒業生の生涯学習の場になることを願って公開講座を開催しています。
●札幌市教育委員会後援●道民カレッジ単位認定●
多文化社会に おける教育とコミュニケーションを考える
令和6年11月2日(土)・ 9日(土)・ 16(日)
定員:各講座100名(先着順)どなたでもご参加いただけます。
受付期間:9月24日(火)~10月25日(金)
第1回:令和6年11月2日(土)
オンデマンド録画配信 14:00 配信開始
より良いコミュニケーションを目指して
―英語定型表現と会話方法の観察
場面や文脈に合わせて表現を使い分ける力のことを「語用論的能力」と呼びますが、この力は書き言葉,話し言葉の双方において重要な役割を果たします。ウェブアプリケーションを用いながら、言語の使用例の観察や言語機能の学習を行い、楽しみながら言語の「適切さ」について考えてみましょう。
北海道武蔵女子短期大学
英文学科専任講師 大木 七帆
プロフィール
北海学園大学文学研究科英米文化専攻修士課程終了。主な研究テーマは外国語学習者の語用論的能力の発達と測定。2020年より現職。
●第1回はご自宅等でオンデマンド(録画)を各自で視聴する形での受講となります。インターネットに繋がる環境で受講してください。
●第1回を受講する場合は本学ホームページ申込みフォームでのお申込みが必要です。
●第1回受講の申込者には動画視聴のためのURLを申込みいただいたメールアドレスへ送信いたします。
第2回:令和6年11月9日(土)
会場/北海道武蔵女子大学・短期大学 14:00~16:00 (受付時間13:00~)
分断するアメリカ
―多文化主義、ポピュリズム、民主主義
近年、アメリカ合衆国は南北戦争以来と言われるほどの社会的分断を経験している。多文化主義とポピュリズムの対立は深まり、綻びは教育現場を含め、様々な局面で表出している。アメリカの民主主義はどこへ行こうとしているのか、歴史的経緯と共に再考する。
北海道武蔵女子大学
経営学部経営学科専任講師 木下 なつき
プロフィール
2010年北海道大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。専門はアメリカ経済史・経営史。2012年北海道武蔵女子短期大学専任講師、2015年同准教授、2024年より現職。
第2回:令和6年11月16日(土)
会場/北海道武蔵女子大学・短期大学 14:00~16:00 (受付時間13:00~)
多文化教育の現場から学ぶ
~母語と多様性を尊重する学校の取り組み~
カナダやイギリスの多文化主義理論等を引用し、日米の多文化教育に関わる各学校における母語の位置づけを明示化します。群馬県のブラジル人学校、神奈川県の中華学校、サンフランシスコの公立学校内日本語教育やイタリア系インターナショナルスクールを紹介し、多文化を包含する教育システムから多文化共生を考察します。
北海道武蔵女子短期大学
英文学科准教授 奴久妻 駿介
プロフィール
2019年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は比較教育学、理論研究(多文化主義)。2021年北海道武蔵女子短期大学専任講師、2024年より現職。