北海道武蔵女子短期大学　札幌啓成高校と探究学習で共に学ぶ

北海道武蔵女子短期大学は、2023年11月にに高大連携協定を結んでいる北海道札幌啓成高校を訪れ、高校2年生クラスの探究学習をサポートしました。この活動は、短大生が高校生と直接関わりながら学びを深める貴重な機会として実施され、双方にとって非常に有意義な取り組みとなりました。

北海道札幌啓成高校は、札幌市にある全日制普通科高校で、「個性を育む教育」を理念に掲げています。同校では、生徒一人ひとりが自ら考え、表現する力を磨く教育に力を入れており、近年は探究学習を積極的に導入。生徒が自身の興味や課題意識に基づいてテーマを設定し、深く掘り下げる学びを展開しています。

今回の活動では、北海道武蔵女子短期大学の学生たちが探究学習の一環として「他己紹介」に取り組む高校生たちをサポートしました。短大生はペアワークやグループ活動を通じて、高校生の個性や考えを深掘りするお手伝いをする一方で、自身も新たな気づきを得る時間となったようです。

参加した短大生からは、「自分が高校生の頃にはなかった探究学習がとても新鮮でした。他己紹介を通じて普段は知ることのできない相手の一面を引き出したり、逆に自分の意外な一面を引き出されたりして、多くの刺激を受けました。高校生たちがどのようにテーマを探究していくのか、とても気になります」といった感想が聞かれました。また、「高校生とのペアワークをしてみて、4歳も年下とは思えないほどの思考力や言葉の選び方に驚きました。自分自身の成長にもつながる貴重な体験ができました」との声もあり、学び合いの場として非常に充実したものとなったことが伺えます。

今後も短大生と高校生が互いに刺激し合いながら新しい発見や学びを得られる高大連携を武蔵女子短期大学は継続してまいります。

明田川知美

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