教養学科
Department of Liberal Arts大学設置計画(経営学部)とともに短期大学の教育体制についても検討を重ねてまいりましたが、2025(令和7)年度から、既存学科を融合・進化させ、教養学科1学科3コース制(教養コース、経営・経済コース、グローバルコミュニケーションコース)に移行することとなりました。
詳しくはこちらから
教養を深め総合的な人間力を培います。
現在まで蓄積されてきた知恵である学問と、現代社会に密接に関連する科目を幅広く学習。そのうえで、自分の興味や関心の高い分野を選択し、理解を深めていきます。豊かな個性と実務能力を兼ね備えた人材の育成を目指します。
教養学科の特色
自ら興味・関心に応じて学べる自由度の高いカリキュラムを編成
「人間と文化」と「現代の社会」2つの分野で人間としての総合力を養う
より深く、専門的に学ぶため、追究したいテーマを集中的に履修
職業に直結した資格取得と、実務能力習得のために「付設課程」を設置
渡部栞子(札幌啓成高校卒)
私が武蔵で学んだこと
私は具体的な将来の夢がなかったので、興味を持てる何かが見つかるといいな、という気持ちで、幅広く基本的なことが学べる教養学科を選びました。
学科の学びでは知識の幅が広がり、言葉遣いや場面に合わせて使い分けるマナーなどが身につきました。特に好きだったのがゼミです。勉強があまり好きではない私にとって、ゼミでは友達もできて自分のクラスのような居心地のいい場所でした。
苦手だったパソコンは、先生に協力してもらいながら友人と一緒に練習して資格を取ることができました。このことは自信につながりましたし、就職活動でも有利になったと感じています。
特に夢を持たずに入った武蔵ですが、この2年間で社会に出るための準備として、また学生の時にしかできない貴重な体験の場として、自分の人生にとってとても必要な時間だったと振り返って思います。
身につけられる力
多文化・異文化・社会・自然に関する知識を有し、自律・自立して学習できる基盤。
学術文化を専門的に学ぶことで得た知識を、実社会のなかで活用できる力。
情報を取捨選択し、適切に用いることで身につく主体的に考える姿勢。
信頼される社会人としてふさわしい基礎的な技能とマナー、コミュニケーション能力。
2年間のカリキュラムの流れ
ものの見方や考え方、社会人としての良識、時代の変化に即応した常識や技能を学びます。
3つのステップで、幅広い知識を基礎から専門的な個別研究へと学びを深めていきます。
STEP01
基本科目
人間生活にとって欠かすことのできない生きるための基本を人間・文化・社会をキーワードに「人類と文化」「人間行動と社会」などの科目で学びます。
STEP02
主題科目
「人間と文化」分野
世界の主な地域の文化や歴史を学ぶことで、様々な文化に対する国際的理解を深めるとともに、心理学や文学、芸術を通じて、人間に対する理解を深化します。
「現代の社会」分野
政治や経済などの社会の基本となる問題をはじめ、私たちを取り巻く現代社会の環境、福祉、情報といった重要な問題について学習します。
STEP03
研究
興味・関心のあるテーマについて、ゼミナール形式で双方向に授業を行う「専門ゼミナール」と、個人またはグループで調査・発表(またはレポート提出)を行う「卒業研究」があります。